Q3

 あなたは隣の女性とのイタリア車の話はぐっとがまんして、たか子さんに自分が乗っている車の話しの続きをしようとしましたが、たか子さんが違う話をしてきたため、自然とイタリア車の話は終わりになってしまいました。

 さて次のデートは初めての車でのデートです。あなたが車で彼女の家まで迎えに行くことになりました。あなたは自慢のイタリア車に彼女を乗せて走りながら、この車はどう思うか聞きました。たか子さんは、エアコンがどうして無いのか?とか、なぜこんなにうるさいのか?とか、なぜナビが無いのか?など、あなたの車に望めないことばかりを聞いてきました。あなたはたか子さんにイタリア車を理解してもらうのは無理かもしれないと思うようになってきました。

 たか子さんを家に送って行った時、たまたま彼女のお父さんが車で帰って来るところと一緒になりました。

 彼女のお父さんは、なんとあなたが勤めている会社の次期社長と言われている人でした。お父さんは、
「やぁ○○君。びっくりしたかね。今日はたか子をありがとう。これからもよろしく頼むよ。ところでその車はなんという車かね?」
 あなたは、ひょっとしてお父さんは車に興味があるのかな、とちょっと期待をしながら
「イタリアの○○です。」
と張り切って答えました。するとお父さんはまじめな顔をしながら
「君はうちの会社がト○タの関連会社と取引があるのを知っているだろう。ト○タの車が一台でも多く売れれば、それだけわが社の売り上げも上がるのだよ。君がうちの会社でがんばっていくつもりなら、すぐにでもト○タの車に乗り換えなさい。いくらプライベートなことだと言ってもサラリーマンとしては大切なことだよ。」
と言いました。

 さて、あなたはなんと答えますか。




さすがに相手は次期社長。とりあえずはト○タの車に乗り換えると言っておく。


イタリア車は私の大事な趣味。勤めている会社がどこであろうとこの車に乗り続けると言う。