Q3

 気持ちはすっかりたか子さんに向いてしまったあなたは、ゆきえさんに食事を断る電話をしました。ゆきえさんは特に理由も聞かずに「分かったわ。とても残念ね。」とだけ言い、電話を切りました。

 たか子さんとは休日だけでなく会社帰りにもデートをするようになりました。今日はがんばって雰囲気の良いイタリアンレストランでデートです。ここはカウンター席しかなく、二人の距離を縮めるにはぴったりの場所です。あなたは今まで趣味のイタリア車の話をたか子さんにせずにいましたが、今日は思い切ってその話もしようと思っています。

 メイン料理が運ばれてきた時、会社の世間話にも区切りがついたので、あなたはたか子さんに言いました。
 「今まで言わなかったけど、実は僕は自動車が好きなんだ。」
 「へぇ〜、そうだったの。車が好きならどうして今までデートで私を車に乗せてくれなかったの?」
 「いや、いろいろ事情があって・・・・(エアコンが無い、いつ止まるか分からない、なんていきなり言えないし ← 心のつぶやき)、ところでたか子さんはどんな車が好き?」
 「私はやっぱり、たくさんの友達とキャンプやスキーに出かけたり、結婚して子供ができたら家族みんなで楽しく出かけられるミニバンがいいな。私の家の車も前まではセダンだったけど、私がミニバンがいいと言ったら、お父さんがミニバンに買い換えてくれたの。○○君はどんな車が好きなの?」

 さてあなたはどうしますか?



イタリア車の魅力を情熱たっぷりに話して、なんとかたか子さんに理解してもらう努力をする。


イタリア車の話をしても理解してもらえそうにもないので、今はとりあえずごまかしておく