Q2

 ゆきえさんとは休みが合わないので平日の夜に、あなたが探してきたレストランで食事をしました。美人でファッションセンスも抜群のゆきえさんは、周囲からの注目度も高く、あなたはとても緊張しています。しかしいざ食事になると、ゆきえさんはとても社交的であなたの緊張は徐々にほぐれていきました。ゆきえさんの話はあなたの知らない事ばかりで、とても刺激的で、いつしか自分がゆきえさんのペースに引き込まれていることに気がつきました。あなたはすっかりゆきえさんのことが気に入りました。あなたとゆきえさんではなかなか時間が合わないものの、次の食事の約束もしました。

 あなたが食事の誘いを断ったたか子さんは、会社でもあなたと顔を合わせたくないようで、あからさまにあなたを避けています。
 今日がゆきえさんとの二回目の食事だという日に、あなたは次期社長と言われている副社長から呼び出されました。

「君は知らなかったかもしれないが、たか子は私の娘なんだ。最近、どうも娘の様子がおかしいと思って問いただしてみると、その原因は君だというじゃないかね。たか子はたいそう君のことが気に入っているようだ。悪いが君のことを調べさせてもらったが、成績も優秀だし、人望も厚い。また特につきあっている女性もいないという話じゃないか。たか子は親の私が見てもなかなかできた女性だ。どうだ、たか子と付き合って見る気はないかね。こんなことは言いたくはないが、君の将来にも関わってくることだぞ。」

 たか子さんがまさか副社長の娘さんだなんて、あなたはとてもびっくりしました。また、たか子さんがそれ程自分のことを気に入ってくれていたなんて知りませんでした。

 さて、あなたはどうしますか。




ゆきえさんのことが気に入ったので、いまさらたか子さんの気持ちには応じられない。副社長には適当に理由をつけて断る。


ゆきえさんのことは気に入ったけど、結婚も含めた将来のことを考えたらたか子さんの方が自分に合っている。可能ならばゆきえさんとは友達として付き合っていくことにし、たか子さんと結婚を前提とした付き合いをしてみよう。